インターネットTVや動画サービスが次々と登場し、いまやテレビは番組を見るだけでなく、
好きなときに好きな映像を見られる時代。その楽しさを味わうためには、
まずインターネットへの接続が不可欠です。Wi-Fiルータを介して無線でつなぐことで、
録画した番組を離れた部屋でも見られたり、スマホと連携させたりと、楽しみ方がさらに広がります。
つまり、Wi-Fi生活が
もっと便利に広がります!
テレワークが浸透し、Wi-Fiもより身近なものとなりました。昨今ではWi-Fiでつないで楽しむことを見越して、
あらかじめWi-Fi内蔵のテレビも多く登場しています。とは言え、映像コンテンツの送受信となると、
それ相応の環境が求められることも忘れてはなりません。
相応の環境とはつまり、インターネット回線とテレビをつなぐWi-Fiルータの速度や機能も大事なカギとなるということ。
インターネット回線が光回線だったとしても、家庭内でつなぐWi-Fiルータの通信速度が遅ければ、
そこがボトルネックとなりせっかくの光回線の恩恵を受けることができないのです。
以降は、そうした見落としがちな失敗をせず、快適に映像を楽しむためのWi-Fiルータ選びのポイントを紹介していきます。
4Kや8K映像をはじめ、映像が高精細になればなるほど映像データは大容量になります。
Wi-Fi接続で使用する電波には「2.4GHz帯」「5GHz帯」「6GHz帯」があり、
2.4GHz帯では狭い帯域内に13個のチャネルが重なるように設定されているので、電波干渉を受けやすく、
映像が途切れたりコマ落ちしたりする心配があります。
一方、6GHz帯/5GHz帯は広い帯域に、重ならないようにチャネルが設定されているので、
電波干渉を受けにくく安定した通信ができます。テレビをつないで大容量の映像データを楽しむなら、
電波干渉の影響が少ない6GHz帯/5GHz帯のWi-Fi接続がおすすめです。
TVモードとは、
AtermにWi-Fi接続したパソコンやテレビで、
マルチキャスト通信※を使用するストリーミング映像を視聴する際に、映像を安定させる機能です。
電波が弱い場合や、Wi-Fi非対応のテレビをお使いの場合には、テレビのWi-Fi受信機として子機をつなぎましょう。
この時忘れてならないのは、親機・子機ともに「TVモード」の設定をONにすること。家庭内で複数端末をWi-Fi接続しているときでもテレビの通信が優先され、安定した映像視聴が可能になります。
Atermでは、ほとんどの親機に【TVモード】を搭載しています。
購入予定の機種やお手持ちの機種の「機能」ページをぜひチェックしてみてください。
スマホやパソコンをはじめ、テレビ、オーディオ、ゲーム機など、多くの端末をWi-Fiにつないで利用するのが当たり前の時代。
端末が多くなれば当然、電波が混みあってスループット低下が起こります。
従来のWi-Fi規格が抱えていたこうした課題をクリアにすべく生み出されたのが現時点での最新規格となる「Wi-Fi 6E」と「Wi-Fi 6」です。
Wi-Fi 6E/Wi-Fi 6は、その名の通り“第6世代”のWi-Fi規格。高速回線サービスが活きるギガ・スピードの速さに加え、OFDMAやMU-MIMOといった技術により複数の端末を同時接続してもつながりやすく、安定した通信ができることを念頭に規格が策定された背景をもちます。
Wi-Fi 6の拡張版となる最新規格「Wi-Fi 6E」では、6GHz帯の利用が可能なトライバンド対応となるため、より安定した通信が行えます。
通信遅延によって映像が途切れたり画面がカクついて、大事なシーンを見逃した…などということにならないように、映像コンテンツを楽しみたい方には「Wi-Fi 6E/Wi-Fi 6対応機種」をおすすめします。
Wi-Fi 6Eについてさらに詳しくは、こちらをご覧ください。
Wi-Fi 6についてさらに詳しくは、こちらをご覧ください。
高性能なWi-Fiルータを使っているのに、どうも電波が弱い…そんな場合はWi-Fiルータの設置場所を再点検しましょう。
1台のWi-Fiホームルータで家の隅々まで電波が届くようにするには、住空間の上下も含めた中心付近に設置するのがおすすめです。
以下の3つの点に注目して設置場所を検討しましょう。
他の家電から離す
前後左右と上側5cm以内には
物を置かない
なるべく部屋の角ではなく、
中心付近に
電波は壁などの遮蔽物に弱い特性があるため、上記の設置場所のポイントを踏まえていても、家の間取りや構造などの理由から改善が難しいこともあります。
その場合は、ルータと端末の間にメッシュ中継機を設置し、【メッシュ中継機能】を利用してテレビと接続する方法があります。
【メッシュ中継機能】でWi-Fiが届くエリアが拡大されるとともに、親機と中継機の電波が、統合された1つのネットワークとして存在するため、Wi-Fi電波のカバレッジ(送受信可能な範囲)が広がり、安定した通信が可能となります。
Wi-Fiエリアの拡大により、電波が届きにくかった場所でも安定した高速通信が行え、テレビの映像はもちろん、動画投稿サイトやサブスクリプションなどのストリーミング配信サービスも快適に視聴できます。
Atermには親機としてだけでなく、メッシュ中継機としても利用できる機種が多くあるのでぜひご検討ください。
投稿型動画サービスや映像配信サービスなど、テレビで楽しめるインターネットコンテンツは日々増え続けています。
Atermシリーズは映像を楽しむための通信性能や機能を追い求めて日々開発に取り組むとともに、
配信サービス企業と連携して動作検証にも取り組んでいます。無線でつながる快適なスタイルで、おうちのテレビの楽しみが広がります。
映画、ドラマ、音楽ライブ、スポーツ中継、時代劇、お笑いなど多彩なジャンルの専門チャネルとともに、約13万本※1の作品を好きなときに視聴できるVOD(ビデオオンデマンド)サービスを提供するNTTぷららの映像配信サービス。4K放送や地上デジタル・BSデジタル放送も楽しめます。
Aterm WG1200HP4は、パナソニックのテレビ「ビエラ」、ブルーレイレコーダー「ディーガ」の無線LANブロードバンドルータ推奨機種です。
テレビ「ビエラ」、ブルーレイレコーダー「ディーガ」をWi-Fiにつないでお部屋ジャンプリンクで録画した番組を離れた部屋で楽しみましょう!
動作確認済みなので安心してお使いいただけます。詳しくはこちら(外部サイト)
テレビ「ビエラ」、ブルーレイレコーダー「ディーガ」の詳細につきましてはパナソニック様のホームページをご覧ください。
* 本ページ掲載内容は2024年5月9日時点の情報です。(Aterm製品情報/日付の個別表記部分を除く)