インターネットに接続したが 通信が安定しない

Atermと端末の位置を変えると症状が変わる場合
以下の①~④を確認してください。

① Atermの近くで端末(PC・スマートフォンなど)を使用して通信状態が改善するか確認してください

Atermは、棚の中など遮蔽物のある場所は避けて、見通しの良い場所に設置してください。
そのうえで、接続する端末からAtermが直接見える場所かつ遮蔽物のない場所で通信状態を確認してください。
Atermからお使いになる端末まで距離がある、または遮蔽物があるために通信状態が安定しない場合は、より電波が遠くまで届く[*1]Wi-Fi親機、またはWi-Fi中継機の設置などを検討[*2]してください。

[*1] アンテナ数が多いことや「ビームフォーミング」「MU-MIMO」などの機能を有していることなどが基準になります。

[*2] 現在販売中の製品に関する特長・仕様を確認する場合は、 AtermStation(製品情報)を参照してください。

 

② 2.4GHz帯の電波を使用する機器がAtermの近くに設置されていませんか?

Atermの2.4GHz帯SSIDに接続している場合は、2.4GHz帯の電波を使用する機器(電子レンジ・コードレス電話・Bluetooth対応機器など)をAtermから遠ざけて設置してください。
Atermと電波干渉を起こします。

接続する端末が5GHz帯側のSSIDに接続できる場合は、接続先を5GHz帯に変更して改善するかどうか確認してください。

 

③ チャネルの周波数を限定すると、改善する場合があります

Wi-Fi機器がAtermの周辺に多く設置されている場合、電波干渉が起きて通信が不安定になることがあります。

クイック設定Webの『Wi-Fi詳細設定』[*3][*4]画面から「オクタチャネル機能」「クワッドチャネル機能」「デュアルチャネル機能」[*5]のいずれか、またはすべてを無効にすると通信が安定する可能性があります。

[*3] 『Wi-Fi詳細設定』画面(一部機種では『無線LAN詳細設定』)に2.4GHz・5GHz・6GHzの画面がありますが、お使いのAtermによって画面は異なります。

[*4] Wi-Fi 6E対応機種は『Wi-Fi基本設定』の「メッシュWi-Fi機能」をOFFにすると選択できます。その際、「バンドステアリング」も無効になります。

[*5] 機種や通信帯域により「オクタチャネル機能」「クワッドチャネル機能」「デュアルチャネル機能」の中で選択ができるものに差分があります。

 

④ 使用するチャネルを変更すると、改善する場合があります

Wi-Fi機器がAtermの周辺に多く設置されている場合、電波干渉が起きて通信が不安定になることがあります。

オートチャネルセレクトを無効にする、使用するチャネルを変更することで通信が安定する可能性があります。 各機種の手順は「無線が不安定なので、無線チャネルの変更を行いたい」を参照してください。

なお、一部の2.4Ghz/5GHz対応のネットワーク端末で、2.4Ghz帯は接続できるが5GHz帯のSSIDが見えない/つながらない場合があります。5GHz帯で使用できる帯域が「W52帯のみ」となっている可能性がありますので、チャネルを変更するときはW52帯で接続を試してください。
また、2.4GHz帯でも端末によっては12、13chを使用できない場合がありますので、1~11chで接続を試してください。

 


【参考】Q&A No.00064「Atermと端末との接続が安定しません、つながりません」

【参考】Q&A No.00008「クイック設定Webを起動したい」