この度はAtermIW50ワイヤレスセット(IW50/D+RS10[W])(以下ワイヤレスセット)をお買い上げ頂きましてありがとうございます。
本製品は、配線レスで離れた場所にあるパソコンからインターネットや従来の電話機器が利用できるように、親機AtermIW50/Dと子機AtermRS10[w]をセットにしたものです。
以下にワイヤレスセットとしての添付品と初期設定についてご説明いたしますので、取扱説明書をご覧の前にご一読ください。
添付品について
ワイヤレスセットとしての添付品は、以下の一覧表の通りとなっております。
特にパソコンとワイヤレスセットとの接続ケーブルは1セットのみの同梱となっておりますので、2台目のパソコンにて接続される場合には、お客様にて別途接続ケーブルをご用意頂けますようお願い申し上げます。
添付品一覧表
品名 |
数量 |
備考 |
AtermIW50/D(本体) |
1 |
|
AtermRS10[w](本体) |
1 |
|
INS回線ケーブル(3m) |
1 |
|
RS232Cケーブル(9ピン) |
1 |
2本目以降はご購入ください |
25ピン変換コネクタ |
1 |
2個目以降はご購入ください |
Mac変換ケーブル |
1 |
2本目以降はご購入ください |
ユーザ登録ガイド゙ |
1 |
|
保証書(AtermIW50/D) |
1 |
|
保証書(AtermRS10W) |
1 |
|
マニュアル(AtermIW50/D)※ |
各1 |
はじめにお読みください
活用マニュアル
お困りの時には |
マニュアル(AtermRS10)※ |
1 |
Aterm取扱説明書 |
CD−ROM |
1 |
AtermIW50ユーティリティ集 |
- AtermIW50/DとAtermRS10のそれぞれのマニュアルにて1セットずつの接続ケーブルが添付されていること、およびAtermIW60HS
DSU/AtermIW60ファームウェアFDの添付されていることについて、誤解をする表現になっておりますことを深くお詫び申し上げますとともに訂正させていただきます。
- AtermRS10はAtermIW60シリーズと本製品のAtermIW50/Dの子機として動作いたしますので、「マニュアル(AtermRS10)」全般におきましては、親機として説明しております「AtermIW60シリーズ」を「ワイヤレスTAシリーズ親機」と読み替えていただくようお願いいたします。また、AtermRS10[w]の正式な品名・型番はAtermRS10[w]・PC-IW/RS10[w]となっておりますので、品名・型番の記載箇所では読み替えていただきますようお願いいたします。
初期設定について
ワイヤレスセットではすぐにご使用いただけますよう製品出荷時に、 AtermIW50/DのAポート(内線91)にAtermRS10[w]を子機登録してあります。
また、ワイヤレスセットに同梱されているAtermIW50/D及びAtermRS10[w]では、製品の初期設定値とは異なり、次のように設定されています。
子機のAtermRS10[w]にナンバーディスプレイ表示を可能とするため、AtermIW50/Dの「音声通信のグローバル着信時の呼び出し」設定を、「全端末一斉」から「無線Aポートのみ」へ変更しています。
AtermRS10[w]によるインターネット通信を当初から64kbpsワイヤレス通信にするためAtermRS10[w]の「データポートでの内線PIAFS通信モード」設定を「PIAFS
32k」から「デュアルリンクワイヤレスモード」へ変更しています。
お客様がAtermIW50/D及びAtermRS10[w]を取扱説明書にある「初期設定値(工場出荷時設定)」に戻す操作をされたとき、ワイヤレスセットをお買い上げ頂いた時と同じ設定値に戻す場合は、AtermIW50/D及びAtermRS10[w]に対してそれぞれ以下の操作を行ってください。
「音声通信のグローバル着信時の無線呼び出し」を「無線Aポートのみ」にする。
設定方法は次の3通りあります。いずれもAtermIW50/Dの設定となります。
お客様の使用環境により、いずれかの方法で操作ください。
|
操作方法 |
「らくらくテレホン設定」を使用する場合 |
受話器をあげて
”**7*0*21*1##”を押す。 |
「らくらくユーティリティ」を使用する場合 |
[番号テーブル]→[グローバル着信の設定]→「音声通信のグローバル着信時の呼び出し」設定で「Aポート」を選択する。 |
ATコマンドを使用する場合 |
”AT$P1=1”と”AT$S”を実行する。 |
「データポートでの内線PIAFS通信モード」を「デュアルリンクワイヤレスモード」にする。
設定方法は次の通りです。AtermRS10[w]の設定となります。
|
操作方法 |
ATコマンドを使用する |
”AT$NP1=1”と”AT$S”を実行する。 |
ND-022349(J) 第2版 06/99 |