このページでは、「Mac OS X(10.04、10.1、10.2)」に関する、Atermシリーズ(WARPSTARシリーズをのぞく)のサポート情報をご提供いたします。
※Mac OS X 10.3以降には対応しておりません。
※WARPSTARシリーズについては、各機種ごとのバージョンアップコーナーをご参照ください。
※こちらに記載のないISDN製品(IT/ITX/IWシリーズなど)については動作保証外です。
インターネット接続の利用について
Mac OS Xでは、インターネットへのダイヤルアップ接続用のソフトウェアとして「Internet Connect」が添付されております。本ソフトウェアを用いてAtermシリーズでダイヤルアップ接続を行う場合のサポート情報は以下のとおりです。
(1) USBで接続される場合
(A) CDCモードに対応したAterm
機種名 |
対応ファームウェア |
備考 |
AtermITX72/ITX62/IT42 |
Ver1.30以降 |
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AtermITX80/ITX70 |
Ver1.60以降 |
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AtermIT21L/IT31L |
Ver1.42以降 |
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AtermIWX70 |
Ver2.10以降 |
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AtermRS20 |
Ver3.10以降 |
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AtermRS7 |
Ver2.10以降 |
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以上の機種は、「ファームウェア」のバージョンアップが必要です。
※ ファームウェアのバージョンアップは、Mac OS 9で行ってください。Mac OS XのみがインストールされているMacintoshから
Atermのファームウェアをバージョンアップすることはできません。
○ファームウェアに関して
現在正式公開中の最新ファームウェアでご利用いただけます。
バージョンアップコーナーにてバージョンアップ を行ってください。
Mac OS XのUSBで接続する場合は、CDCモードをご利用ください。
AtermシリーズのCDCモードへの切り替え方法については、下段の「Mac OS X インターネット接続利用ガイド(CDCモードに対応したAterm)」(PDFファイル)、「Mac OS
XでAtermをご利用になる場合に発生する問題とその回避手順に関する情報」(PDFファイル)をご参照ください。
また、いずれの場合もご利用方法については、
下段の「Mac OS X インターネット接続利用ガイド(CDCモードに対応したAterm)」(PDFファイル)をご参照ください。
(B) CDCモードに対応していないAterm
機種名 |
対応ファームウェア |
備考 |
AtermIT75 |
Ver1.70以降 |
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AtermIT60 |
Ver1.70以降 |
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AtermIT60L |
Ver1.70以降 |
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以上の機種は、「ファームウェアのバージョンアップ」と「Mac OS X v10.1用USBドライバ」のインストールが必要です。
※ ファームウェアのバージョンアップは、Mac OS 9で行ってください。Mac OS XのみがインストールされているMacintoshから
Atermのファームウェアをバージョンアップすることはできません。
詳しくは下段の「Mac OS Xインターネット接続利用ガイド(IT75/IT60/IT60Lシリーズ)」(PDFファイル)、「Mac OS XでAtermをご利用になる場合に発生する問題とその回避手順に関する情報」(PDFファイル)をご参照ください。
<<CDCモードとは>>
CDCモードとは、「Communication Device Class」の略で、USBのオプション規格のひとつです。
WindowsMeやMac OS X などで採用されており、本モードに準拠した通信機器であれば、セットアップを簡単に、より確実に行うことができます。
CDCモードに対応しているAtermでは、ディップスイッチを変更することにより、USB接続の動作モードを「Atermモード」と「CDCモード」に切り替えることが可能です。
詳しい設定方法については、商品添付または下段のPDFファイルをご参照ください。
(2) モデムポート/プリンタポートで接続される場合
Macintoshのモデムポート/プリンタポートへの接続、またはUSBポートを持たないAtermシリーズでの接続に関しては、以下の機種の動作確認が完了しております。
AtermIT21L/IT31L |
AtermITX72/ITX62/IT42 |
AtermITX80/ITX70シリーズ |
AtermIT75/IT60シリーズ |
AtermIT40/D |
AtermIT60Lシリーズ |
AtermIT65EXシリーズ |
AtermIT65Pro/IT65シリーズ |
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なお、AtermIT65EX/IT65Pro/IT65シリーズ等、上記以外のAtermシリーズでUSBポートが搭載されているモデルに関しては、MacintoshでのUSB接続には対応しておりません。Mac OS
X においてもUSB接続はできませんので、モデムポート/プリンタポートへの接続でご利用ください。
設定ユーティリティの利用について
Atermシリーズのらくらくユーティリティ/らくらくアシスタント(バージョンアップコーナーで提供しているバージョン)は、Mac OS X では動作しません(クラシックモードを含む)。
Mac OS X 専用の「カーボン対応」ユーティリティを、以下の機種については提供しておりますので、下段よりダウンロードしてご利用ください。それ以外の機種については、Mac OS
X 専用ユーティリティの提供は予定しておりませんので、Mac OS X に同梱されておりますMac OS 9をデュアルインストールし、 切り替えてご使用いただけますようお願いいたします。
○カーボン対応ユーティリティ提供機種
製品名 |
リリース状況/予定 |
備考 |
AtermIT21L/IT31L |
2001年11月6日提供開始済 |
下段よりダウンロードしてご使用ください。 |
AtermITX72/ITX62/IT42 |
2001年12月27日提供開始済 |
AtermITX80/ITX70 |
AtermIWX70 |
AtermRS20/RS7 |
ユーティリティをご利用になる際、バージョンアップが必要になる場合があります。ご利用方法について詳しくは
下段の「設定ユーティリティの使い方」(PDFファイル)をご参照ください。
Mac OS 8.6/9/9.1/9.2用のユーティリティインストーラ「Installer for USB」や「Installer for Modem_Printer」は、
Mac OS X 環境では起動しないように、ご注意ください。
上記以外の機種のユーティリティの「カーボン対応」は、 現在のところ予定しておりません。
<<参考>>カーボン対応とは
カーボンとはMac OSのAPI(アプリケーションプログラムインターフェース)の1つです。 Mac OS Xに対応した新しいアプリケーションのうちこのAPIを利用しているものを「カーボン対応」とか
「カーボンアプリケーション」と呼ぶことがあります。 カーボンに対応することで、Mac OS X上でAtermの設定ユーティリティをご利用していただけるようになります。
カーボンアプリケーションは、Mac OS XとMac OS 9の両方で利用できるのが一般的ですが、 Aterm用のカーボン対応設定ユーティリティは、Mac
OS X専用となっています。 参考までですが、Mac OSのAPIはカーボンの他に「ココア」とよばれるものがあります。
<<参考>>デュアルインストールの方法
Mac OS X 専用ユーティリティを提供していない機種では、以下の方法でデュアルインストールをご利用ください。
なお、ハードディスクのデータは以下の操作により失われますので、必要なデータはバックアップしてください。
- Macintoshのハードディスクを2つのボリュームに区切ります。
- それぞれのボリュームに、Mac OS XとMac OS 9を別々にインストールします。
- Mac OS X で起動します。
- 「システム環境設定」を開き、「起動ディスク」をクリックします。
- Mac OS 9をインストールしたボリュームのシステムフォルダのアイコンをクリックし、パソコンを再起動します。
- Mac OS 9が起動しますので、Atermの取扱説明書記載の手順に従ってAtermをセットアップし、ご利用ください。
ダウンロード
対象OS
Mac OS X(10.04、10.1、10.2)
※ Mac OS X 10.3以降には対応しておりません。
※ 動作確認は、Mac OS Xを新規にインストールした環境で行っています。Mac OS Xをアップグレードした場合など、すべての環境で動作することを保証するものではありませんのでご了承ください。
ご利用方法
PDFファイルにてマニュアルをご提供いたします。ファームウェアとあわせてダウンロードしてください。
ソフトウェアダウンロード
ここで提供しているユーティリティ/USBドライバは、2002年8月に発売された Mac OS X v10.2でも動作することが確認できました。
取扱説明書で引用されている画面や用語がMac OS X v10.2では変わっているところがあります。その場合は読みかえてご利用ください。
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