本商品を親機としてご使用になる場合のルータ機能について説明します。
ルータ機能は、公衆無線LANモードまたはローカルルータモードでご使用になれます。ブリッジモードでは、ルータ機能は停止します。
以下は、本商品で行うことのできるルータ機能です。
- アドバンストNAT(IPマスカレード/NAPT)
IPアドレスに加え、ポート番号も変換して、1つのグローバルアドレスを複数のプライベートアドレスに変換できるようにした機能です。
- ポートマッピング(アドバンストNATオプション)
IPアドレスのみをあらかじめ登録した設定テーブルにしたがって固定的に変換することにより、プライベートとグローバルのネットワークをつなぎます。
- ダイナミックポートコントロール(SPI)
LAN側の子機(パソコンなど)がアクセスすると、それに応じてWAN側のポートが開き、通信を開始します。データの受け取りが終わるか、または内部のタイマで設定してある一定の時間を超えると、自動的にWAN側のポートが閉じます。このような動的開閉制御をダイナミックポートコントロールと呼びます。 本機能により外部へのアクセスが行われていないときは、ポートがすべてフィルタリングされていますので、外部からの不正なアクセスを防ぐことができます。
- DNSフォワーディング<DNSプロキシ>
LAN上の各パソコンからDNSの問い合わせパケットを受け取ると、インターネット上の本来のDNSサーバにフォワーディングして問い合わせ、IPアドレスを各パソコンに回答します。
- IPパケットフィルタリング
アプリケーションやネットワークに応じて不必要なIPパケットの送受信を拒否することができます。