G01-2518
[IT] AtermITシリーズでメールの送信が失敗するケースについて
概要
プロバイダによっては、通信上のタイミングのズレから、
稀に大きなサイズメールの送受信が失敗することがあります。
これは、プロバイダによっては、特定プロトコルにおいてショートパケットが多発し、
Atermのデータ送受信バッファがオーバーフローを起こすことが原因です。
対象
OS |
: |
Windows98、Windows98SE、WindowsMe |
機種 |
: |
IT75/IT60/IT60L/IT40/IT65EX/IT65Pro/IT65/IT50/IT55 |
接続方法 |
: |
RS-232C(115200bps) |
該当メール該当ウェア |
: |
Microsoft Outlook Express 等 |
対応
以下のいずれかの設定をパソコンに施すすることにより本現象の発生を防止することが可能です。
■対応1 〜送信するパケットサイズの大きさを変更する
- 「スタート」−「設定」−「コントロールパネル」を開く。
- 「ネットワーク」をダブルクリック
- 「ダイヤルアップアダプタ」を選択して、「プロパティ」を開く。
- 「詳細設定」をクリックする。
- 「IPパケットサイズ」を選択して、プルダウンメニューから「大」を選択して「OK」をクリック。
- 「OK」をクリックして 、ネットワークのプロパティウィンドウを閉じる
- 画面の指示に従って、パソコンを再起動する

■対応2 〜RS-232Cのポート速度を落とす
- 「スタート」−「設定」−「コントロールパネル」を開く。
- 「モデム」をダブルクリック。
- 組み込まれているAtermのモデム定義を選択して、「プロパティ」をクリック。
- 最高速度を「115200bps」から「57600bps」に落とす。