テレワーク(在宅勤務)やオンライン学習が身近なものとなり、
家庭でのネット接続時間が以前よりも長くなっている昨今。
Wi-Fiの「繋がりやすさ」についてストレスを感じてはいませんか?
家の中でWi-Fiの電波が届かない場所がある
安定した通信でテレワークできる場所がルータの近く(リビング等)に限定されてしまう
スマホを見ながら部屋を移動すると途切れてしまう
…などなど
こうしたお悩みを解決するのが、
「メッシュ中継」という新たなWi-Fiスタイルです。
メッシュ中継とは、ルータ親機と複数の中継機でメッシュ(網の目)のように繋がりあって1つの大きなネットワークを構築すること。家の中でこれまでルータ親機だけではWi-Fiが届きにくかった場所ごとにメッシュ中継機を設置して、電波をしっかり届けることができます。
一般的にWi-Fiはアクセスポイントと端末の間に距離があったり障害物があると電波が届きにくくなります。メッシュ中継によってWi-Fiが届くエリアを拡大するとともに、親機と中継機の電波が、統合された1つのネットワークとして存在するため、Wi-Fi電波のカバレッジ(送受信可能な範囲)が広がり、安定した通信が可能となります。
【メッシュ中継機能】によるWi-Fiエリア拡大により、電波が届きにくかった場所でも安定した高速通信が行えます。例えば、動画投稿サイトやサブスクリプションなどのストリーミング配信サービスも快適に視聴できます。
6GHz帯/5GHz帯/2.4GHz帯での通信が可能なWi-Fi 6E対応機種なら、対応端末の多い5GHz帯と2.4GHz帯は端末との通信に利用しながら、メッシュ中継のバックホール※2として6GHz帯の利用も可能。3つの無線帯域を利用し、高速&安定した通信が行えます。
親機の設置場所とは違うフロアの部屋や、離れた部屋など、これまでWi-Fiが届きにくかった場所でもつながるようになります。
電波は遮蔽物に弱いもの。メッシュ中継なら間取りが多いお宅や鉄筋の建物でもWi-Fi電波のカバレッジ(送受信可能な範囲)が広がります。
家族や端末が多くても安心。親機へのアクセス集中を分散できたり、家電などの電波干渉の影響も受けにくくなるので通信が安定します。
メッシュ中継は、無線接続だけでなく、有線接続でもメッシュネットワークを実現できます。鉄筋コンクリート造や鉄骨造の建物でも、メッシュネットワークを利用できます。
これならルータの設置場所に縛られず、
好きな部屋でテレワークできる!
Wi-Fiを中継する仕組み自体は以前からありますが、従来の「中継機能」は、あくまで親機の電波を中継して届くエリアを広げるもの。親機と中継機のネットワークは個別のため切り替えが必要となり、近い場所に電波の強い中継機があるのに、親機の電波を掴んだままで繋がりにくいといったことが起こります。
これに対してメッシュ中継では、ローミング機能※により、お家全体で1つのネットワークが構築できます。
例えば、インターネットに接続中のスマホを見ながら1階から3階へ移動する際、
従来の中継方法では親機との接続が途切れるまで中継機に接続されないため、電波が届きにくくなる場合がありました。
メッシュ中継のローミング機能では、親機と中継機の分け隔てがなく電波状況の良い方へ自動で接続されるので、煩わしさの少ない安定した通信が行えます。
リモート学習の途中でWi-Fiが途切れたら困るけど、
これなら大丈夫そう!
Wi-Fiの電波範囲を便利に広げられるメッシュ中継。こうしたIT機器の機能ではその便利さの反面、設定が複雑だったり手間がかかるケースもよくありますが、Atermならかんたん。メッシュWi-Fi親機とメッシュ中継機をLANケーブルをつないで設定が行えます。
* メッシュ中継機の設定には以下モードへの切り替えが必要です。
WX11000T12/WX7800T8/WX5400T6/WX5400HP/WX4200D5:コンバータ(MA)モード
WG2600HP4/WG1200HP4:コンバータ(CNV)モード
Atermの設定画面「クイック設定Web」を使ってメッシュ中継機の表示が可能。ネットワーク図の画面で、接続している親機/メッシュ中継機/接続端末が確認できます。※1
さらに、「見えて安心ネット」により接続端末の詳細が見えるので安心です。
スマホで確認する場合は、無料の専用アプリ「Aterm スマートリモコン※2」を使えば便利です。
従来の中継機能では接続できる中継機は推奨3台までとなっていましたが、WX11000T12/WX7800T8/WX5400T6/WX5400HP/WX4200D5をメッシュWi-Fi親機とした場合、最大9台ものメッシュ中継機の接続が可能です。
Wi-Fi 6E | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 5 | |||||
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WX11000T12 | WX7800T8 | WX5400T6 | WX5400HP | WX4200D5 | WG2600HP4 | WG1200HP4 | |
メッシュ中継機接続台数 | 最大9台 | 最大9台 | 最大9台 | 最大9台 | 最大9台 | 最大9台 | 最大4台 |
端末接続台数 | 最大36台 | 最大36台 | 最大36台 | 最大36台 | 最大36台 | 最大18台 | 最大15台 |
ここまで述べてきたように、メッシュ中継の大きな魅力は、中継機を追加することで簡単にWi-Fiエリアを広げていけること。とはいえ、いざ「メッシュ中継にしたい!」と思っても親機と中継機いずれもメッシュ中継に対応していなければ使用することができません。
Aterm WX11000T12/WX7800T8/WX5400T6/WX5400HP/WX4200D5/WG2600HP4/WG1200HP4は、Wi-Fi親機/Wi-Fi子機/Wi-Fi中継機のほかに、メッシュWi-Fi親機/メッシュ中継機としてもご利用いただけます。例えば、Wi-Fi親機として使用していたWX5400HPをメッシュ中継の親機や中継機に転用するなど、使い方が選べます。
テレワーク(在宅勤務)やオンライン学習、買い替え、家族の成長、引っ越しなど、環境の変化に備え【メッシュ中継機能】搭載機を設置しておくのも賢い選択です。
メッシュ中継には、スマホやノートPCといった端末とルータをつなぐ通信網とは別に、ルータ同士をつなぐ通信網があります。背後(Back)で運ぶ(Haul)という意味から、このルータ同士をつなぐ通信網を「バックホール(Backhaul)」といいます。
端末がWi-Fi接続に使う通信網(フロントホール)とルータ間をつなぐ通信網(バックホール)は独立しているため、それぞれで使う周波数帯を分けた通信も可能となります。
Wi-Fiルータのアンテナは端末との通信中もバックホールに使われています。せっかく通信網が独立しているのに双方で同じ周波数帯を使っていては、通信混雑や電波干渉が発生することになり通信性能を存分に引き出すことができません。
そこでおすすめなのが、バックホールに6GHz帯を用いたメッシュ構成です。 6GHz帯は周波数帯域が広いうえ、今はまだ対応端末が少ないので、メッシュ中継による通信で6GHz帯を占有することも可能です。フロントホールは2.4GHz帯・5GHz帯を存分に利用でき、双方にとって有効な電波環境を構築できます。
1階にメッシュWi-Fi親機を置いた3階建てモデルルームで、2階および3階にメッシュ中継機を設置してスマホのWi-Fi速度を測定しました。
親機単体のみの測定値に対して、5GHzバックホールのメッシュ中継では2階が約2.7倍、3階は約6.3倍の速度アップを記録。さらに、6GHz帯をバックホールに用いたメッシュ中継では親機単体の測定値に比べて2階は約4.2倍、3階では約13.5倍もの高速化となりました。
5GHzバックホールと6GHzバックホールを比べても、6GHzバックホールの方が2階で約1.5倍、3階では約2.1倍の速度に。同じ住宅構造、同じメッシュ中継機であっても、バックホールに用いる周波数帯によって速度に大きな差が出る結果となりました。
メッシュ中継で速度を高めたい、通信を安定させたいという時、ぜひ参考にしてください。
メッシュWi-Fi親機:Aterm WX11000T12(Ver:1.1.0)
メッシュ中継機:Aterm WX11000T12(Ver:1.1.0)
端末:iPhone13 Pro
1F:メッシュWi-Fi親機
2F:1FメッシュWi-Fi親機→(5GHz/6GHz)→2Fメッシュ中継機→(5GHz/6GHz)→端末
3F:1FメッシュWi-Fi親機→(5GHz/6GHz)→2Fメッシュ中継機→(5GHz/6GHz)→3Fメッシュ中継機→(5GHz/6GHz)→端末
(2022年12月、軽量鉄骨3F建てにて、当社測定)
つなぐ端末が増えそうだから、次の買い替えは
メッシュ対応機が安心ね
Wi-Fi 6E(11ax)対応 | ||
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4ストリーム(6GHz帯) 4ストリーム(5GHz帯) 4ストリーム(2.4GHz帯) |
Aterm WX11000T12 特長 仕様 無線LAN:4804Mbps(11ax/6GHz帯)+4804Mbps(11ax/5GHz帯)+1147Mbps(11ax/2.4GHz帯) 有線LAN:10Gbps(WAN×1/LAN×1)+1Gbps(LAN×3) |
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2ストリーム(6GHz帯) 4ストリーム(5GHz帯) 2ストリーム(2.4GHz帯) |
Aterm WX7800T8 特長 仕様 無線LAN:2402Mbps(11ax/6GHz帯)+4804Mbps(11ax/5GHz帯)+574Mbps(11ax/2.4GHz帯) 有線LAN:1Gbps(WAN×1/LAN×4) |
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2ストリーム(6GHz帯) 2ストリーム(5GHz帯) 2ストリーム(2.4GHz帯) |
Aterm WX5400T6 特長 仕様 無線LAN:2402Mbps(11ax/6GHz帯)+2402Mbps(11ax/5GHz帯)+574Mbps(11ax/2.4GHz帯) 有線LAN:1Gbps(WAN×1/LAN×4) |
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Wi-Fi 6(11ax)対応 | ||
4ストリーム(5GHz帯) 2ストリーム(2.4GHz帯) |
Aterm WX5400HP 特長 仕様 無線LAN:4804Mbps(11ax/5GHz帯)+574Mbps(11ax/2.4GHz帯) 有線LAN:1Gbps(WAN×1/LAN×4) |
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3ストリーム(5GHz帯) 2ストリーム(2.4GHz帯) |
Aterm WX4200D5 特長 仕様 無線LAN:3603Mbps(11ax/5GHz帯)+574Mbps(11ax/2.4GHz帯) 有線LAN:1Gbps(WAN×1/LAN×4) |
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Wi-Fi 5(11ac)対応 | ||
4ストリーム(5GHz帯) 4ストリーム(2.4GHz帯) |
Aterm WG2600HP4 特長 仕様 無線LAN:1733Mbps(11ac/5GHz帯)+800Mbps※(11n/2.4GHz帯) 有線LAN:1Gbps(WAN×1/LAN×4) |
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2ストリーム(5GHz帯) 2ストリーム(2.4GHz帯) |
Aterm WG1200HP4 特長 仕様 無線LAN:867Mbps(11ac/5GHz帯) + 300Mbps(11n/2.4GHz帯) 有線LAN:1Gbps(WAN×1/LAN×3) |
リビングは4ストリーム、個人の部屋は2ストリームとか
組み合わせられるのが良いね!
* 本ページ掲載内容は2024年5月9日時点の情報です。(Aterm製品情報/日付の個別表記部分を除く)
運営会社 NECプラットフォームズ(株)
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