<<等幅フォントを用いて表示すると最適に表示されます。>> ============================================================================== AtermIT65EXシリーズ用 ファームウェア の使用方法について ============================================================================== 【ソフト名】 AtermIT65EXシリーズ用 ファームウェア 【登録名】  it65ex_310_auto.exe [ Windows(32bit)版 ] it65ex_310.exe [ Windows(16bit)版 ] it65ex_310.sea.hqx [ Macintosh版 ] 【著作権者】 日本電気株式会社 【対応機種】 AtermIT65EX/D, AtermIT65EX 【対象ユーザ】AtermIT65EXシリーズをご使用のお客様(OHCI対応のUSBホストコントロー ラ搭載のパソコンでWindows95をご利用のお客様を除く) 【作成方法】 (Windows版) 自己解凍形式 (Macintosh版) HQX形式 【転載条件】 転載禁止 ==============================================================================                                  平成11年11月                                日本電気株式会社 【AtermIT65EXシリーズ用ファームウェアのバージョンアップ履歴】  ■ Ver1.00   初版リリース  ■ Ver1.00 -> Ver1.01   1.メール着信通知サービスの「From」、「Subject」表示対応   2.Windows98でUSBを利用するための改造  ■ Ver1.01 -> Ver1.20   1.高機能S点ユニット利用時おける外線通話「TA間内線転送」機能の追加   2.高機能S点ユニット利用時における従来の制限事項の改善  ■ Ver1.20 -> Ver2.00   1.迷惑電話防止機能(特定の発信者番号からの着信を拒否)対応   2.マイプラーベート着信機能(発信者番号に応じた着信ポートの切り替え)対応   3.疑似なりわけ着信機能(特定の発信者番号からの着信時に呼出音を変更)対応   4.「着信履歴 for USB」を利用した着信履歴先発信機能対応(USB接続時のみ)   5.バックライトの点灯モードに「Auto+データ通信中」に点灯するモードを追加   6.「IT65EXらくらくユーティリティ」及び「着信履歴 for USB」からの時刻設定機能対応   7.テレホンUUIによる遊遊メールの利用を実現  ■ Ver2.00 -> Ver3.00   1. 電話機からのお出かけ設定の対応   2. [#]発信使用の有無設定の対応   3. アナログポートの受話音量保存の対応   4. PIAFS通信におけるV.42bis圧縮モードの追加   5. 発信/切断時の液晶ディスプレイ表示時間の変更(5秒->20秒) ■ Ver3.00 -> Ver3.01 1. 強制切断タイマが正常に働かない場合がある不具合への対処 ■Ver3.01 -> Ver3.10 1.「i・ナンバー」サービスへの対応 2.Windows98 Second Edition でのUSB接続への対応 3.NTTの「IP接続サービス」(11月サービス開始)への対応 (従来のバージョンでは、MacintoshでIP接続サービスをご利用になる際に、 正常に接続が行えない場合があります。) ========================================================================== 【ファームウェアのバージョンアップ方法】 ========================================================================== ■ Windows(32bit)版をご使用の場合 ファームウェアのバージョンアップに先立ち、 IT65EXらくらくユーティリティVer8.00のインストールを行っておいて下さい。 (1)AtermIT65EXシリーズを、RS-232Cケーブルでパソコンのシリアルポートに接続してください。 《注意》 IT65EXらくらくバージョンアップを使用するときには、 AtermIT65EXシリーズを必ずシリアルポートに接続してください。 USB接続では、ファームウェアをバージョンアップすることができません。 (2)他のプログラムがAtermIT65EXシリーズを使用している場合は、 そのプログラムを終了してください。 また、インターネットに接続中ならば、回線を切断してください。 (3)IT65EXらくらくバージョンアップ以外のプログラムは、なるべく終了させてください。 (4)ダウンロードしたファイル(it65ex_310_auto.exe)を実行すると、 自動的にIT65EXらくらくバージョンアップが起動します。  ○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○  |IT65EXらくらくバージョンアップが起動しない場合                |  |−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−|  |AtermIT65EXが正しくパソコンに接続されていないとき、または、他のプログラムが |  |AtermIT65EXを使用中のとき(インターネット接続中や、IT65EXらくらくユーティリ |  |ティの起動中など)は、最初の「らくらくバージョンアップにようこそ!」画面から |  |[次へ(N)>]ボタンのクリックによって次の画面に進もうとすると、下記のようなメッセ|  |ージが表示されます。                             |  | 「AtermITが接続されているポートが見つかりません。らくらくバージョンアップの |  |  実行を中断し、AtermITとパソコンを接続するケーブルが接続されているかどうか |  |  他のソフトでAtermITを使用していないかどうかをご確認ください。」      |  |このメッセージに従って、ケーブルが正しく接続されているか、他のプログラムが  |  |AtermIT65EXシリーズを使用していないかなどを確認してください。         |  ○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○ (5)画面の案内に従って バージョンアップの[実行(S)]ボタンをクリックするだけで、 AtermIT65EXシリーズのファームウェアのバージョンアップができます。 バージョンアップの進行状況は、画面上にインジケータで表示されます。 《注意》 ・ファームウェアのバージョンアップ中は、 絶対にAtermIT65EXシリーズの電源を切らないでください。 不用意に電源を切ると、AtermIT65EXシリーズが故障するおそれがあります。 ・バージョンアップ中は、他のプログラムを使用しないようにしてください。 他のプログラムを同時に動かすと、バージョンアップが失敗することがあります。 (6)バージョンアップの実行中に、プログラムを終了させることはできません。 バージョンアップ処理が終了するまでお待ちください。 バージョンアップ処理が終了すると、「バージョンアップ終了」画面になります。 [終了(X)]ボタンをクリックすると、IT65EXらくらくバージョンアップが終了します。 ■ Windows(16bit)版をご使用の場合 (1) AtermIT65EXシリーズを、RS-232Cケーブルでパソコンのシリアルポートに接続してください。 (2)他のプログラムがAtermIT65EXシリーズを使用している場合は、 そのプログラムを終了してください。 また、インターネットに接続中ならば、回線を切断してください。 (3)IT65EXらくらくバージョンアップ以外のプログラムは、なるべく終了させてください。 (4) あらかじめ、IT65EXらくらくユーティリティをインストールしておいてください。 (5)ダウンロードしたファイル(it65ex_310.exe)を実行すると、 実行したフォルダの下に「EX65_FW」というフォルダが作成され、 その中に「ex65_310.bin」というファームウェア本体ファイル が格納されます。 (6)IT65EXらくらくバージョンアップを起動し、画面の指示に従って「ex65_310.bin」を指定した後、 バージョンアップの「実行」ボタンを押して下さい。 バージョンアップの進行状況は画面上にインジケータで表示されます。 《注意》 ・ファームウェアのバージョンアップ中は、 絶対にAtermIT65EXシリーズの電源を切らないでください。 不用意に電源を切ると、AtermIT65EXシリーズが故障するおそれがあります。 ・バージョンアップ中は、他のプログラムを使用しないようにしてください。 他のプログラムを同時に動かすと、バージョンアップが失敗することがあります。 (7)バージョンアップの実行中に、プログラムを終了させることはできません。 バージョンアップ処理が終了するまでお待ちください。 バージョンアップ処理が終了すると、「バージョンアップ終了」画面になります。 [終了(X)]ボタンをクリックすると、IT65EXらくらくバージョンアップが終了します。 ■ Macintosh版をご使用の場合 (1) AtermIT65EXシリーズを、RS-232Cケーブルでパソコンのシリアルポートに接続してください。 (2)他のプログラムがAtermIT65EXシリーズを使用している場合は、 そのプログラムを終了してください。   また、インターネットに接続中ならば、回線を切断してください。 (3)IT65EXらくらくバージョンアップ以外のプログラムは、なるべく終了させてください。 (4) あらかじめ、IT65EXらくらくユーティリティをインストールしておいてください。 (5)ダウンロードしたファイル(it65ex_310.sea.hqx)をStuffit Expander等を用いて復元・解凍すると、 実行したフォルダの下に「EX65_FW」というフォルダが作成され、 その中に「ex65_310.bin」というファームウェア本体ファイル が格納されます。 (6)IT65EXらくらくバージョンアップを起動し、画面の指示に従って「ex65_310.bin」を指定した後、 バージョンアップの「実行」ボタンを押して下さい。 バージョンアップの進行状況は画面上にインジケータで表示されます。 《注意》 ・ファームウェアのバージョンアップ中は、 絶対にAtermIT65EXシリーズの電源を切らないでください。 不用意に電源を切ると、AtermIT65EXシリーズが故障するおそれがあります。 ・バージョンアップ中は、他のプログラムを使用しないようにしてください。 他のプログラムを同時に動かすと、バージョンアップが失敗することがあります。 (7)バージョンアップの実行中に、プログラムを終了させることはできません。 バージョンアップ処理が終了するまでお待ちください。 バージョンアップ処理が終了すると、「バージョンアップ終了」画面になります。 [終了(X)]ボタンをクリックすると、IT65EXらくらくバージョンアップが終了します。 -------------------------------------------------------------------------------- ----------------- 以下はVer3.01での追加機能の説明です。 ------------------------ ----------------- 「i・ナンバー」の利用方法に関しては、 ------------------------ ----------------- 「ex65man310.pdf」を別途ダウンロードし、------------------------ ----------------- ご確認ください。 ------------------------ -------------------------------------------------------------------------------- ==================================== 【ファームウェア追加機能の詳細説明】 ====================================  1.お出かけ設定  ******************  お出かけ設定には、おやすみモード/電話着信転送モード/ボイスワープ転送モードの3種  類があります。  ★「おやすみモード」は、電話がかかってきたときに呼出音は鳴らさず、液晶ディスプレイ   のピクトグラム(A,B,C)の点滅でお知らせします。ピクトグラムが点滅している電   話機の受話器をあげると、通話することができます。   また、「おやすみモード」設定中に着信履歴が蓄積されたときには、'オヤスミ'表示の   右側に'●'を表示してお知らせします。   《注意》   ・「ナンバーディスプレイを使用する」の設定になっているアナログポートに着信があっ    た場合、接続している電話機によっては発信者番号表示を行わないものもあります。   ・「モデム・ダイヤルインを使用する」の設定になっているアナログポートに着信があっ    た場合、呼出音を鳴らさないので着信している電話機がわからなくなることがあります。   ・「アナログ・ダイヤルインを使用する」の設定になっているアナログポートに着信があ    った場合、電話機への着信は行われません。  ★「電話着信転送モード」は、あらかじめ設定しておいた電話番号に電話がかかってきたと   きに、転送先として設定しておいた電話番号へ転送することができます。   NTT着信転送/疑似着信転送の2種類があります。  ★「ボイスワープ転送モード」は、電話がかかってきたときに、これをボイスワープで他の   電話へ転送します。(AtermIT65EXシリーズでは、ボイスワープの動作はわかりません)   このモードに設定する(お出かけ機能をONにする)と、AtermIT65EXシリーズがINSボイスワー   プセンタに自動的に電話をかけて「サービス開始」を行います。「ボイスワープ転送モー   ド」の設定を解除する(お出かけ機能をOFFにする)と、AtermIT65EXシリーズがINSボイスワ   ープセンタに自動的に電話をかけて「サービス停止」を行います。INSボイスワープセン   タの電話番号は、あらかじめ設定しておきます。 ==================================== 【ファームウェア追加機能の操作説明】 ====================================  1.電話機からのお出かけ設定  ******************************   AtermIT65EXシリーズに接続している電話機から、お出かけ設定、及びお出かけ設定のON(有   効にする)/OFF(無効にする)が行えるようになりました。   下記に電話機の操作方法、及び液晶ディスプレイ表示について説明します。   尚、設定が終了する前に受話器を置いた場合は、「セッテイチュウダン」を表示し、設定   値をキャンセルします。   1.1 お出かけモードの設定            液晶ディスプレイ表示    @ 受話器をあげます。               ┌−−−−−−−−−−−−┐      接続している電話機のどれからでも設定できます。 | A          |     (図は、アナログAポートの受話器をあげた例です)|12月 1日  9:47|                             |            |                             └−−−−−−−−−−−−┘    A [*][*][5][0]を押します。            ┌−−−−−−−−−−−−┐      お出かけモード選択に入ります。         | A          |      液晶ディスプレイには既存値が表示されます。   |オデカケモード     |                             |1:オヤスミ      |                             └−−−−−−−−−−−−┘    ○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○    |<参考>                                  |    |ここで液晶ディスプレイに「ポートシヨウチュウ セッテイフカ」と表示されたら|    |−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−|    |ポート(アナログポート、データポート、USBポート)に接続されている機器が使 |    |用中であるため、設定ができません。使用中の機器の通話や通信を終わらせてから|    |再度操作してください。                          |    ○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○    B [*]を押します。      設定値入力モードに切り替わり、設定値の数字部分が点滅します。    C [1]〜[3]を押して、お出かけモードを選択します。     <おやすみモードを選択する場合>         ┌−−−−−−−−−−−−┐      [1]を押します。                | A          |                             |オデカケモード     |                             |1:オヤスミ      |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <電話着信転送モードを選択する場合>       ┌−−−−−−−−−−−−┐      [2]を押します。                | A          |                             |オデカケモード     |                             |2:デンワテンソウ   |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <ボイスワープ転送モードを選択する場合>     ┌−−−−−−−−−−−−┐      [3]を押します。                | A          |                             |オデカケモード     |                             |3:ボイスワープ    |                             └−−−−−−−−−−−−┘    D [#]を押します。これで設定は終了しました。選択したお出かけモードの確定表示を      5秒間表示後、アイドル表示に戻ります。     <おやすみモードに確定する場合>         ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |オヤスミモードニ    |                             |セッテイシマシタ    |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <電話着信転送モードに確定する場合>    ○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○    |<参考>                                  |    |電話着信転送モードについて                        |    |−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−|    |電話着信転送モードに確定する場合は、あらかじめIT65EXらくらくユーティリティ|    |または、電話機で各着信転送の実行に必要な設定をしておく必要があります。  |    |これらの設定に不足があるとエラーになります。               |    ○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○     ・「着信転送」の場合              ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |NTTチャクシンテンソウ|                             |ニセッテイシマシタ   |                             └−−−−−−−−−−−−┘     ・「疑似着信転送」の場合            ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |ギジチャクシン     |                             |テンソウ        |                             └−−−−−−−−−−−−┘     ・「使用しない」の場合             ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |テンソウモードヲ    |                             |セッテイシテクダサイ  |                             └−−−−−−−−−−−−┘     ・「着信転送」または「疑似着信転送」に設定されて┌−−−−−−−−−−−−┐      いるが、転送元または転送先の電話番号設定に不足| A          |      がある場合                  |バンゴウヲ       |                             |セッテイシテクダサイ  |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <ボイスワープ転送モードに確定する場合>    ○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○    |<参考>                                  |    |ボイスワープ転送モードについて                      |    |−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−|    |ボイスワープ転送モードに確定する場合は、あらかじめ電話機またはATコマンド|    |で実行に必要な設定(INSボイスワープの起動電話番号、停止電話番号、及び契約 |    |電話番号の設定)をしておく必要があります。これらの設定に不足があるとエラー|    |になります。                               |    | 電話機からのボイスワープの設定方法    → 1.3 参照         |    | ATコマンドによるボイスワープの設定方法 → 1.4 参照         |    ○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○     ・実行に必要な設定がある場合          ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |ボイスワープニ     |                             |セッテイシマシタ    |                             └−−−−−−−−−−−−┘     ・実行に必要な設定に不足がある場合       ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |バンゴウヲ       |                             |セッテイシテクダサイ  |                             └−−−−−−−−−−−−┘    E 受話器を置きます。   1.2 お出かけ機能のON/OFF設定       液晶ディスプレイ表示    @ 受話器をあげます。               ┌−−−−−−−−−−−−┐      接続してある電話機のどれからでも設定できます。 | A          |     (図は、アナログAポートの受話器をあげた例です)|12月 1日  9:47|                             |            |                             └−−−−−−−−−−−−┘    A [*][*][5][5]を押します。      お出かけ機能をON/OFFします。液晶ディスプレイには設定値を表示します。      尚、ボイスワープ転送モードに設定する場合は、設定完了/設定失敗が確定するま      で液晶ディスプレイの表示が変わります。    ○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○    |<参考>                                  |    |ここで液晶ディスプレイに「ポートシヨウチュウ セッテイフカ」と表示されたら|    |−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−|    |ポート(アナログポート、データポート、USBポート)に接続されている機器が使 |    |用中であるため、設定ができません。使用中の機器の通話や通信を終わらせてから|    |再度操作してください。                          |    ○−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−○     <おやすみモードをONに設定完了>        ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |オデカケ ON     |                             |オヤスミ        |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <おやすみモードをOFFに設定完了>       ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |オデカケ OFF    |                             |オヤスミ        |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <電話着信転送モードをONに設定完了>      ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |オデカケ ON     |                             |デンワテンソウ     |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <電話着信転送モードをOFFに設定完了>     ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |オデカケ OFF    |                             |デンワテンソウ     |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <電話着信転送モードのONに設定失敗>     ・着信転送=「使用しない」の場合        ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |テンソウモードヲ    |                             |カクニンシテクダサイ  |                             └−−−−−−−−−−−−┘     ・転送元又は転送先の電話番号が未設定の場合   ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |バンゴウヲ       |                             |カクニンシテクダサイ  |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <ボイスワープ転送モードをONに設定中>     ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |ボイスワープ      |                             |セッテイチュウ     |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <ボイスワープ転送モードをONに設定完了>    ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |ボイスワープ      |                             |キドウシマシタ     |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <ボイスワープ転送モードをONに設定失敗>    ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |ボイスワープ      |                             |セッテイシッパイ    |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <ボイスワープ転送モードをOFFに設定中>    ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |ボイスワープ      |                             |カイジョチュウ     |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <ボイスワープ転送モードをOFFに設定完了>   ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |ボイスワープ      |                             |テイシシマシタ     |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <ボイスワープ転送モードをOFFに設定失敗>   ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |ボイスワープ      |                             |カイジョシッパイ    |                             └−−−−−−−−−−−−┘      お出かけ設定は、ONに設定完了すると、それぞれ下記のような表示になります。      また、OFFに設定完了すると、アイドル表示に戻ります。     <おやすみモード(着信履歴なし)>        ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |12月 1日  9:50|                             |オヤスミ        |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <おやすみモード(着信履歴あり)>        ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |12月 1日  9:50|                             |オヤスミ ●      |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <電話着信転送モード>              ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |12月 1日  9:50|                             |デンワテンソウ     |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <ボイスワープ転送モード>            ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |12月 1日  9:50|                             |ボイスワープ      |                             └−−−−−−−−−−−−┘    B 受話器を置きます。      受話器を置くタイミングは、Aの[*][*][5][5]を押した直後でもかまいません。      尚、受話器を置いた場合は、ピクトグラムのAは消えます。   1.3 ボイスワープの設定   ●ボイスワープの設定電話番号登録        液晶ディスプレイ表示    @ 受話器をあげます。               ┌−−−−−−−−−−−−┐      接続している電話機のどれからでも設定できます。 | A          |     (図は、アナログAポートの受話器をあげた例です)|12月 1日  9:47|                             |            |                             └−−−−−−−−−−−−┘    A [*][*][1]を押します。             ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |キノウセッテイ     |                             |            |                             └−−−−−−−−−−−−┘    B [*]を押します。                ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |セッテイポートセンタク |                             |            |                             └−−−−−−−−−−−−┘    C [5]を押します。                ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |キョウツウ セッテイ 2|                             |            |                             └−−−−−−−−−−−−┘    D [*][9][1]を押します。             ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |ボイスワープ      |                             |バンゴウセッテイ    |                             └−−−−−−−−−−−−┘    E [0]〜[4],[9]を押すと、転送条件毎の既存値を表示します。      転送条件毎の既定値(電話番号)は、通常、変更する必要はありません。      INSボイスワープの契約電話番号は必ず入力してください。     <停止電話番号を表示する場合>          ┌−−−−−−−−−−−−┐      [0]を押します。                | A          |      ここで設定値を変更しない場合は、Hへ進みます。 |サービステイシ    :|                             |1420■       |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <無条件転送電話番号を表示する場合>       ┌−−−−−−−−−−−−┐      [1]を押します。                | A          |      ここで設定値を変更しない場合は、Hへ進みます。 |ムジョウケン     :|                             |14211■      |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <無応答時転送電話番号を表示する場合>      ┌−−−−−−−−−−−−┐      [2]を押します。                | A          |      ここで設定値を変更しない場合は、Hへ進みます。 |ムオウトウ      :|                             |14212■      |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <話中時転送電話番号を表示する場合>       ┌−−−−−−−−−−−−┐      [3]を押します。                | A          |      ここで設定値を変更しない場合は、Hへ進みます。 |ワチュウ       :|                             |14213■      |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <無応答or話中時転送電話番号を表示する場合>   ┌−−−−−−−−−−−−┐      [4]を押します。                | A          |      ここで設定値を変更しない場合は、Hへ進みます。 |ムオウトウ+ワチュウ :|                             |14214■      |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <契約電話番号を表示する場合>          ┌−−−−−−−−−−−−┐      [9]を押します。                | A          |     (図は、契約電話番号が登録されていない場合の例で|ケイヤク       :|      す)                      |■           |      ここで設定値を入力しない場合は、Hへ進みます。 └−−−−−−−−−−−−┘    F [*]を押します。                ┌−−−−−−−−−−−−┐      既定値が消去されますので、新たに番号を入力でき | A          |      ます。                     |ケイヤク       :|                             |_           |                             └−−−−−−−−−−−−┘    G 契約電話番号を押します。            ┌−−−−−−−−−−−−┐      (図は、「[0][2][4]」と入力した場合の例です) | A          |                             |ケイヤク       :|                             |024_        |                             └−−−−−−−−−−−−┘    H [#]を押します。                ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |セッテイポートセンタク |                             |            |                             └−−−−−−−−−−−−┘    I [#]を押します。                ┌−−−−−−−−−−−−┐      (「セッテイシマシタ」を5秒間表示後、アイドル表| A          |      示に戻ります)                 |セッテイシマシタ    |                             |            |                             └−−−−−−−−−−−−┘    J 受話器を置きます。   ●ボイスワープモードの設定           液晶ディスプレイ表示    @ 受話器をあげます。               ┌−−−−−−−−−−−−┐      接続している電話機のどれからでも設定できます。 | A          |     (図は、アナログAポートの受話器をあげた例です)|12月 1日  9:47|                             |            |                             └−−−−−−−−−−−−┘    A [*][*][1]を押します。             ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |キノウセッテイ     |                             |            |                             └−−−−−−−−−−−−┘    B [*]を押します。                ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |セッテイポートセンタク |                             |            |                             └−−−−−−−−−−−−┘    C [4]を押します。                ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |キョウツウ セッテイ 1|                             |            |                             └−−−−−−−−−−−−┘    D [*][7][4]を押します。             ┌−−−−−−−−−−−−┐      ボイスワープモード選択に入ります。       | A          |      液晶ディスプレイには既存値が表示されます。   |ボイスワープ      |      ここで既定値を変更しない場合は、Gへ進みます。 |1:ムジョウケン    |                             └−−−−−−−−−−−−┘    E [*]を押します。      設定値入力モードに切り替わり、設定値の数字部分が点滅します。    F [1]〜[4]を押して、ボイスワープモードを選択します。     <無条件転送を選択する場合>           ┌−−−−−−−−−−−−┐      [1]を押します。                | A          |                             |ボイスワープ      |                             |1:ムジョウケン    |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <無応答時転送を選択する場合>          ┌−−−−−−−−−−−−┐      [2]を押します。                | A          |                             |ボイスワープ      |                             |2:ムオウトウ     |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <話中時転送を選択する場合>           ┌−−−−−−−−−−−−┐      [3]を押します。                | A          |                             |ボイスワープ      |                             |3:ワチュウ      |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <無応答or話中時転送を選択する場合>       ┌−−−−−−−−−−−−┐      [4]を押します。                | A          |                             |ボイスワープ      |                             |4:ムオウトウ+ワチュウ|                             └−−−−−−−−−−−−┘    G [#]を押します。                ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |セッテイポートセンタク |                             |            |                             └−−−−−−−−−−−−┘    H [#]を押します。                ┌−−−−−−−−−−−−┐      (「セッテイシマシタ」を5秒間表示後、アイドル表| A          |      示に戻ります)                 |セッテイシマシタ    |                             |            |                             └−−−−−−−−−−−−┘    I 受話器を置きます。   1.4 ATコマンドによるボイスワープの設定   ボイスワープの設定は、ATコマンドでもできます。   下記に、コマンド仕様について説明します。   ●!VHコマンド   ┌−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┐   |機能:    ボイスワープ設定電話番号の登録情報を表示します。       |   |書式:    AT!VH                             |   |パラメータ: なし                             |   |入力例:   AT!VH                             |   |補足:    登録されていない場合は、BUFFER EMPTYと表示します。      |   └−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┘   ●!VZコマンド   ┌−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┐   |機能:    ボイスワープ設定電話番号を登録します。            |   |書式:    AT!VZ<パラメータ1>=<パラメータ2>              |   |パラメータ: <パラメータ1> ボイスワープ番号 0:停止           |   |                        1:無条件転送        |   |                        2:無応答時転送       |   |                        3:話中時転送        |   |                        4:無応答or話中時転送    |   |                        9:契約番号         |   |       <パラメータ2> <パラメータ1>が0の場合  :停止電話番号   |   |               <パラメータ1>が1〜4の場合 :起動電話番号   |   |               <パラメータ1>が9の場合  :契約電話番号   |   |入力例:   AT!VZ0=1420                          |   |補足:    停止/起動電話番号には初期値があります。           |   |       (通常、変更する必要はありません。)             |   |       契約電話番号は、最大32桁まで入力できます。          |   └−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┘   ●$D8コマンド   ┌−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┐   |機能:    ボイスワープモードを設定します。               |   |書式:    AT$D8=<パラメータ1>                     |   |パラメータ: <パラメータ1> 1:無条件転送(初期値)            |   |               2:無応答時転送                |   |               3:話中時転送                 |   |               4:無応答or話中時転送             |   |入力例:   AT$D8=1                            |   |補足:    AT$D0コマンドで、設定内容が表示されます。           |   └−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┘  2.[#]発信使用の有無設定  ******************************   アナログポートにおいて、発信時に[#]を押すとすぐに発信する(使用する)/しない   (使用しない)を電話機、及びATコマンドで設定できるようになりました。   2.1 電話機からの[#]発信使用の有無設定方法  液晶ディスプレイ表示    @ 受話器をあげます。               ┌−−−−−−−−−−−−┐      接続している電話機のどれからでも設定できます。 | A          |     (図は、アナログAポートの受話器をあげた例です)|12月 1日  9:47|                             |            |                             └−−−−−−−−−−−−┘    A [*][*][1]を押します。             ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |キノウセッテイ     |                             |            |                             └−−−−−−−−−−−−┘    B [*]を押します。                ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |セッテイポートセンタク |                             |            |                             └−−−−−−−−−−−−┘    C [4]を押します。                ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |キョウツウ セッテイ 1|                             |            |                             └−−−−−−−−−−−−┘    D [*][7][5]を押します。             ┌−−−−−−−−−−−−┐      [#]発信する/しないを設定します。      | A          |      液晶ディスプレイには既存値が表示されます。   |# ハッシン      |      ここで設定値を変更しない場合は、Gへ進みます。 |1:スル        |                             └−−−−−−−−−−−−┘    E [*]を押します。      設定値入力モードに切り替わり、設定値の数字部分が点滅します。    F [0]、または[1]を押して、[#]発信する/しないを設定します。     <[#]発信しないを選択する場合>        ┌−−−−−−−−−−−−┐      [0]を押します。                | A          |                             |# ハッシン      |                             |0:シナイ       |                             └−−−−−−−−−−−−┘     <[#]発信するを選択する場合>         ┌−−−−−−−−−−−−┐      [1]を押します。                | A          |                             |# ハッシン      |                             |1:スル        |                             └−−−−−−−−−−−−┘    G [#]を押します。                ┌−−−−−−−−−−−−┐                             | A          |                             |セッテイポートセンタク |                             |            |                             └−−−−−−−−−−−−┘    H [#]を押します。                ┌−−−−−−−−−−−−┐      (「セッテイシマシタ」を5秒間表示後、アイドル表| A          |      示に戻ります)                 |セッテイシマシタ    |                             |            |                             └−−−−−−−−−−−−┘    I 受話器を置きます。   2.2 ATコマンドによる[#]発信使用の有無設定方法   下記に、コマンド仕様について説明します。   ●$D9コマンド   ┌−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┐   |機能:    アナログポートの[#]発信を設定します。           |   |書式:    AT$D9=<パラメータ1>                     |   |パラメータ: <パラメータ1> 0:使用しない                 |   |               1:使用する(初期値)             |   |入力例:   AT$D9=0                            |   |補足:    AT$D0コマンドで、設定内容が表示されます。           |   └−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┘  3.アナログポートの受話音量保存  **********************************   各アナログポートに設定されている受話音量をAT$Sコマンドで保存できるようになり   ました。  4.PIAFS通信におけるV.42bis圧縮モードの追加  **********************************************   PIAFSによるデータ通信時に、V.42bisデータ圧縮ができるようになりました。   ATコマンドで、V42bisデータ圧縮する/しないを設定することができます。   尚、初期値は「V.42bisデータ圧縮する」に設定されています。   下記に、コマンド仕様について説明します。   ┌−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┐   |機能:    PIAFS通信時に、データ圧縮する/しないを設定します。      |   |書式:    AT%C<パラメータ1>                      |   |パラメータ: <パラメータ1> 0:V.42bisデータ圧縮しない           |   |               2:V.42bisデータ圧縮する(初期値)       |   |               ?:本データ圧縮の設定内容を表示する      |   |入力例:   AT%C2                             |   |補足:    V.42bisデータ圧縮する場合は、CONNECT後のリザルトコードは以下の|   |       ように表示されます。                     |   |        COMPRESSION:V.42bis                     |   |       V.42bisデータ圧縮しない場合は、CONNECT後のリザルトコードは以下|   |       のように表示されます。                    |   |        COMPRESSION:NONE                      |   |       また、自分側がV.42bisデータ圧縮する場合でも、通信相手側がしな |   |       い場合は、                          |   |        COMPRESSION:NONE                      |   |       となります。                         |   └−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−┘  5.発信/切断時の液晶ディスプレイ表示時間の変更  **************************************************   発信/切断時の液晶ディスプレイ表示時間は従来5秒でしたが、表示内容を確認しやすく   するために、20秒に延ばしました。