本機器のWi-Fi通信が安定しないときは、周囲に複数のアクセスポイントが設置されているなど、他のネットワークからの電波干渉が原因として考えられます。
本機器には、起動時に周囲にあるアクセスポイントを検出し、2.4GHz帯および5GHz帯のそれぞれで電波状態の良いチャネルを自動選択する「オートチャネルセレクト機能」があります。
2.4GHz帯では、工場出荷状態で「オートチャネルセレクト機能」が「ON」に設定されています。
5GHz帯では、工場出荷状態はW52のみサーチするように設定されていますが、「クイック設定Web」で「使用チャネル」を「自動」に設定することにより、チャネルを自動選択させることができます。
本機器を再起動しても安定しないときは、チャネルを変更することで改善する場合があります。
 
また、他のネットワークでWi-Fi通信が安定しないときは、本機器が他のネットワークへ電波干渉している場合が考えられます。その場合は送信出力を抑えると、他のネットワークへの電波干渉を回避できる場合があります。

説明で使用している画面は一例です。OS、Webブラウザの種類など、ご利用の環境によっては表示内容が異なる場合があります。

チャネルを変更する

1.

ホーム画面の「Wi-Fi（無線LAN）設定」－「Wi-Fi詳細設定（2.4GHz）」または「Wi-Fi詳細設定（5GHz）」をクリックします。

※ 以下は「Wi-Fi詳細設定(2.4GHz) 」の例です。

2.

「オートチャネルセレクト機能」を「OFF」にします。

※ 「Wi-Fi詳細設定（5GHz）」では、本項目はありません。手順3にお進みください。

3.

「使用チャネル」でチャネルを選択します。

◆補足◆

• 他の無線LANからの影響を避けるには、使用中のチャネルから4チャネル以上（安定した通信を行うためには5チャネル以上）あけることをお勧めします。現在使用中のチャネルは、「現在の状態」を参照してください。
• 子機によっては、12、13チャネル（2.4GHz）には対応していない場合があります。
• 5GHzのW53/W56チャネル利用時にレーダー波を検出した場合は、DFS機能により自動的にチャネルを変更しますので、通信が中断されることがあります。

4.

［設定］をクリックします。

5.

ダイアログボックスが表示された場合は、内容をよく読んで［OK］をクリックします。

6.

「設定内容を更新しました。」と表示されたら、設定は完了です。

送信出力を抑える

1.

ホーム画面の「Wi-Fi（無線LAN）設定」－「Wi-Fi詳細設定（2.4GHz）」または「Wi-Fi詳細設定（5GHz）」をクリックします。

※ 以下は「Wi-Fi詳細設定(2.4GHz) 」の例です。

2.

［詳細な項目を表示］をクリックします。

3.

「送信出力」でWi-Fi通信の送信出力率を選択します。
「100%」、「50%」、「25%」、「12.5%」から選択できます。
送信出力を抑えると他のネットワークへの電波干渉を回避できる場合があります。

※ プライマリSSID/セカンダリSSID共通の設定です。（プライマリSSIDで設定した内容がセカンダリSSIDにも設定されます。）

4.

［設定］をクリックします。

5.

ダイアログボックスが表示された場合は、内容をよく読んで［OK］をクリックします。

6.

「設定内容を更新しました。」と表示されたら、設定は完了です。

Troubleshooting